木ルーバーの家

Tokyo, Japan

2007

site area : 489.38 ㎡

building area : 213.69㎡   

total Floor area : 418.56 ㎡

structure : reinforced concrete ,2 stories

 

 

南側外観。 外壁仕上げは外断熱のうえにイペ板張り、珪藻土塗り。 

 

外観南西コーナー

 

西側道路より見る。 1階ガレージ、2階寝室と水回り。 

 

夕景

 

1階居間。 正面階段は鉄骨の列柱から持ち出した構造で水平に視線が抜ける。

 

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1階居間。 ルーバーは時に光のストライプを室内に描き出す。

 

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1階居間から食堂方向を見る。 左手にギャラリー、客間へつづく。

 

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1階居間。 階段越しに北庭が見える。 2階図書コーナーから屋上テラスへつづく。

 

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2階図書コーナー。上に屋上テラス、下に居間が見える。

 

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中庭に面したオープンキッチンと食堂

 

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中庭越しに離れを見る。 左のギャラリーは窓を全開放できる。

 

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2階から離れを見る。

 

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2階寝室。 木ル-バーで開放感とプライバシーを保ち、日射と通風で温熱環境を調整する。

 

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洗面室より浴室を見る。

 

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居間

 

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階段

   

生産緑地がまだ点在する郊外の住宅地の一角に建つこの住宅は木製のルーバーを開口部の前面に取り付けた外観を見せている。150坪のL型の敷地で南側と西側が前面道路に面している。その道路に面した部分に母屋、そして奥の住宅に囲まれた部分に中庭を挟んで離れをつくった。
母屋の1階はコモンスペースとし、居間、ダイニングキッチンは分節されながら、水平方向に穏やかに繋がっている。食堂には中庭をはさんで離れの和室が対面していて、ギャラリーで結ばれている。 2階には家族の個室を配し、それぞれが独立したスペースを確保している。
1.5層分の居間のある内部空間は、2階図書コーナー、屋上テラスまで床をずらしながら垂直方向に連続する。 図書コーナーは家族で使うコモンスペースで、天井の高い居間と屋上テラスにも面していて、2階の要のスペースとなっている。 屋上テラスから導かれる光は図書コーナーで1度バウンドし、階段と格子のフィルターを通して居間まで到達する。 台所の奥には2階の子供室を貫通する吹き抜けがあり、1階のお母さんが子供たちの様子が感じられる関係をつくっている。子供室には吹き抜けに面して木製フラッシュ窓が取り付けられている。
このように1階のコモンスペースは2階のプライベートスペースに部分的に貫通させて、家族間の関係が交わるように空間的に作り出している。
木ルーバーは開口部に取り付けたフィルターである。水平方向に取り付けた木ルーバーを通った光は木漏れ日もように柔らかな光となる。時には、光のストライプを室内に描き出す。この木ルーバーによって、部屋の開放感とプライバシーを保ち、そして日射や風による熱環境を調節する。
構造は鉄筋コンクリートの壁式ラーメン構造で、仕上げは外断熱にイペの板張り、珪藻土塗り、ルーバーはイペの25×50㎜角材を60㎜ピッチで取り付けている。