桜台の呼吸する家

 

Yokohama, Japan

2011

site area : 320.40 ㎡

building area : 110.59㎡   

total Floor area : 167.28 ㎡

structure : timber ,2 stories

 

 

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道路側外観夕景

 

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庭から見る。 右が最初に建てた主屋、左が二期工事の増築棟

 

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アプローチ見上げ

 

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玄関ポーチ

  

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玄関

 

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階段

 

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主室 床ウォールナット、壁珪藻土クロス、天井桐仕上げ

 

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庭側を見る。

 

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勾配天井上部に2階寝室の窓が面している。

 

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主室見下ろし

 

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2階寝室 高窓の下に主室に面する開口がある。

 

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2階書斎天井見上げ

 

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二期工事の2階和室 主屋とは半階ずらしたレベル構成となっている。

 

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2階和室

 

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和室の床

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主屋1階個室

 

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二期工事の1階個室 庭側を見る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

これは竣工約40年経つ木造住宅のリフォームである。 オリジナルは山口祥悟氏設計(第1期工事1967年、第2期工事1972年増築)によるもので、細かな手直しは加えられていたが、今回は全面的な改修工事となった。
雨漏り、腐朽部分の置換と構造的な補強工事、全面的な断熱改修工事、重装備であった旧式設備はシステム全体を見直した。 魅力的な木製サッシュは操作性重視でやむなくアルミ製に変更したが、室内の風の流れはよりスマートになった。

家族の記憶を残すようオリジナルを尊重し、水周りなどの必要最小限の改変にとどめ、居間のラワンの丸柱を象徴的に扱った。 室内の仕上げはウォールナットのフローリング、壁は珪藻土クロス、斜めの天井にはキリ材を張り、その調湿効果を期待している。