Moby Dick

 

Odawara, Japan

2013

site area : 506.09 ㎡

building area : 128.77㎡   

total Floor area : 253.05 ㎡

structure : timber,RC ,3 stories

 

 

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道路側北東方向から見る。  

 

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西側ファサード

 

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玄関ポーチ 炻器質の割肌タイルの壁と米松羽目板の軒天

 

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2階台所から食堂、ベランダ方向を見る。 半階上が居間レベルとなる。  

 

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炻器質割肌タイルの壁、米松羽目板の天井、チークフローリングの床

 

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食堂から台所を見る。 オープンキッチンカウンターの裏にパントリーを構える。

 

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ベランダ フォールディングタイプの全開口テラス窓

 

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2階食堂 南から西への眺望がひらける。

 

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2階への階段踊り場から南側を見る。 上は食堂レベル、下は玄関ホール

 

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スキップフロアーの構成。 天井は斜めに連続する。

 

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2階台所

 

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食堂の夕景 Peroni de Majo のペンダント照明

 

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居間は最上階にある。 半階下に台所食堂が見える。

 

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寝室 チークの板壁 

 

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洗面室

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        
   



       

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

『mobydick』板橋の呼吸する家

一夜城を小田原から望む南斜面の敷地は、真鶴から箱根方面を見渡せる雄大な展望が得られる。この景色を取り込み、楽しめる住宅を追求した。北側は道路、東側に高い建物があるため、南から西への眺望を最大に得られるように、床レベルは1層から3層まで、東から西へと徐々に重ねる構成とした。 そこに片流れの屋根をかぶせた2世帯住宅である。
半層分の敷地の段差をそのまま床に反映させ、半層ずれたスキップフロアーで構成している。 特に2階階段から台所、食堂、ベランダ、3階の居間にかけては、外の眺望とともに、内部のダイナミックな変化が味わえる。
ベランダ、開口部、3角形の光庭で採光と通風のバランスを考え、四季を通して快適な室内環境が確保できた。 室内を抜ける風、適切に制御された日射、珪藻土の塗り壁、無垢の天井貼りの”呼吸する家” となった。
うねるような外観と大きく開いたベランダのあるこの住宅は大海に漂う白鯨の姿にも見えなくもない。